ドロップステッチカヤックを適切に空気抜きして保管することで、次の冒険に向けて最高の状態を保つことができます。高圧下での剛性とハードシェルのような性能で知られるドロップステッチカヤックですが、耐久性と携帯性を維持するには慎重な取り扱いが必要です。このステップバイステップガイドに従って、カヤックを効率的に空気抜きして保管しましょう。
1. 付属品を取り外し、カヤックを横向きに置く
まずパドルを分解し、シート、フットレスト、フィンなどのアクセサリーをすべてカヤックから取り外します。海水による腐食を防ぐため、すべての部品、特に金属部品を真水で洗い流してください。インフレータブルカヤックを横向きに寝かせ、空気を抜く準備をします。この姿勢にすることでバルブにアクセスしやすくなり、折りたたみ作業を開始しやすくなります。
2. 各バルブを開き、カヤックを平らにする
カヌーのサイドチャンバーと底部にあるバルブの位置を確認します。空気を抜くには、各バルブのバネ式ピンを押し下げて空気を抜きます。高圧の空気が抜けるにつれて、ポータブルカヤックは自然に平らになります。空気が閉じ込められると折りたたみが難しくなるため、すべてのバルブが完全に開いていることを確認してください。
3. フィンボックスのすぐ後に最初の折り目をつける
カヤックの空気を完全に抜いたら、フィンボックスの位置（通常は船尾付近）を確認します。フィンボックスのすぐ外側で最初の折り目をつくり、カヤックの自然な形状に沿ってきれいに折ります。この折り目が、コンパクトに収納するための土台となります。
4. 同じ大きさの折り目をもう一度作る
最初に折り畳んだ部分と平行に、幅を保ったまま2回折り畳みます。折り畳んだサイズを一定にすることで、カヤックはコンパクトになり、収納バッグに簡単に収まります。軽く押して、残っている空気を抜きます。
5. もう一方のノーズコーンを小さく折り込む
カヤックの反対側（通常は船首側）にあるノーズコーンの位置を確認します。ノーズコーンを少し折り曲げて内側に折り込み、折りたたんだカヤックの他の部分と揃えます。この手順でコーンが突き出るのを防ぎ、すっきりと収納できます。
6. この部分をカヤックの残りの部分の上に折り畳む
折り畳んだノーズコーン部分を、先ほど折り畳んだ部分の上に重ねます。こうすることでカヤックがコンパクトに重なり、固定して保管しやすくなります。
7. カヤックストラップで固定する
付属のカヤックストラップ（または互換性のあるストラップ）を使用して、折りたたんだカヤックをしっかりと固定します。ストラップを中央に配置することで、折りたたんだカヤックをしっかりと固定できます。これにより、輸送中や保管中にカヤックが開かなくなります。
8. ストラップを締めてカヤックを固定する
ストラップをしっかりと引っ張ると、ボートがさらに圧縮され、コンパクトな状態を保ちます。カヤックの特定の部分に負担がかからないよう、ストラップが均等に分散されているか再度確認してください。
9. カヤックを付属品と一緒にバッグに入れる
折りたたんだカヤックを、洗浄・乾燥させた付属品（パドル、 シート、 ポンプなど）と一緒にキャリーバッグに入れます。輸送中に動かないよう、すべてがしっかりと収まっていることを確認してください。これでカヤックは保管の準備が整い、次のパドリングアドベンチャーにも最適です！
ドロップステッチカヤックは携帯性と耐久性を重視して設計されていますが、不適切な空気抜きや保管は、シワ、素材への負担、バルブの損傷につながる可能性があります。以下の手順に従うことで、カヤックをコンパクトに保ち、保護し、水上での数々の冒険に備えることができます。
